春のストレッチ(続き)
『肝経』『胆経』をしっかり伸ばす事ができるストレッチ動画(※動画はこのブログ記事の一番下に貼っておきます)を作ったので是非見て頂きたいのですが、ブログの方には詳しいやり方を説明していきます。
今回はpart2の動画の解説です。
順番はどちらからでも構いませんし、同じ日でも別の日に行ってもらっても大丈夫です。
1種類目
脚を肩幅より大きく開いて、かかとは浮かさずに足裏を地面に全てつけます。
膝の内側に肘をつけて外に開き、両手を胸の前で合掌します。
そのままの体勢で息を吸う時に胸を広げて、吐くときに股関節を沈ませて下さい。
呼吸に合わせて徐々に股関節を沈めていき、可動域を広げます。
2種類目
片方の膝をついて、反対側の脚は横に伸ばします。
この時、伸ばした側の股関節は外旋(外側に開く)して下さい。
伸ばす場所は脚の内側を通る『肝経』です。
そのまま手を前につき、四つん這いの姿勢になり、息を吐きながら重心を後ろに下げていきます。
息を吐ききったら吸いながら重心を前に戻し、再び息を吐きながら後ろに下げる、を繰り返します。
腰が丸くならないよう、背骨は一直線のまま重心を後ろに下げて下さい。
この時、小指が床から離れないよう、足の裏全体で床を踏んで下さい。
3種類目
片方の足の裏を床につけ、膝と股関節を曲げます。
逆側は開脚します。この時股関節はなるべく外に開き、つま先は上に向けて下さい。
曲げている方の足首を逆側の手で掴みます。
逆の手は上にまっすぐ挙げ、息を吐きながら対側にゆっくりと倒していきます。
この時、余裕のある方は胸を開いて天井を見上げて下さい
首がつらい方は手で頭を支えて下さい。
手を挙げながら息を吸う、吐きながら対側に倒す、を繰り返します。
身体の側面と逆の脚の内側が伸ばされていきます。
続けて2・3種類目の反対側も同じように行います。
4種類目
横座りになり、足から股関節を一直線に床につけます。
この時足首は90°です。
手は肩の真下、反対側は骨盤の前に置きます。
首と肩の距離が縮こまらないように、肩を引き下げます。
そのままの姿勢でゆっくりと呼吸を深めます。
腰~股関節~太ももの外側が徐々に伸びていきます。
5種類目
4種類目の横座りの体勢から、上に載せている側の脚を曲げ、逆側の膝の前に置きます。
この時、曲げている側の股関節はなるべく外に開いて下さい。つま先も外に向けます。
胸を張って、曲げている側の股関節を肘で押して外側に開きます。
そのままの姿勢でゆっくりと呼吸を深めます。
6種類目
5種類目の体勢から、伸ばしている側の脚を曲げます。
お尻が浮いてしまう方は下にクッションなど入れて下さい。
膝を抱えて身体を捻り、息を吐きながらなるべく後ろを振り返ります。
息を吸いながら緩め、吐きながら身体を捻り後ろを振り返ります。
伸ばされていくと、徐々に回旋の可動域が広がっていきます。
続けて4・5・6種類目の反対側も同じように行います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
これからも身体づくりに役に立つ情報を載せていきますので、ご興味あればご覧下さい。