スクワットで腰が痛い原因はこれができていないから!
スクワットをしていると腰が痛くなる事がありますよね。
スクワットはお尻や太ももの筋肉を鍛えるのにとても効果的ですが、フォームが悪いと腰に痛みが出てきます。
特にスクワットをして腰が痛くなる人は、お腹の筋肉が使えていないというのが多いと感じています。
スクワットをしていて腰が痛くなる人の原因をお伝えしますね。
スクワットで腰が痛くなるフォーム
スクワットで腰が痛くなる人の原因の1つ目は、しゃがんだ時に腰が反っているパターンの人です。
しゃがんだ時に腰が反ると腰の筋肉が硬くなって痛みが出てきます。
腰の骨は基本的に前にカーブをしていてますが、上の写真のようなスクワットは腰を反り過ぎてしまうので筋肉や関節にかかる負担が大きくなります。
スクワットで腰が痛くなるフォーム②
もう1つ多いのが、しゃがんだ時に腰が丸くなるフォームでスクワットをしているパターンです。
このパターンのスクワットをすると、腰の筋肉と関節が引っ張られてしまいストレスがかかり痛みが出てきます。
筋肉や関節は、引っ張られて伸ばされる時が1番ストレスがかかるので、このフォームは①のフォームよりもストレスが大きいと考えています。
では、なぜスクワットをしていてこのようなフォームになるのでしょうか。
それはお腹の筋肉が機能していないからです。
その理由についてお伝えしますね!
スクワットで腰が痛くなる原因はお腹の筋肉を使えていないから!
スクワットは下半身を鍛えるエクササイズなので、いっけん関係ないように感じますがお腹の筋肉は基本的に1番最初に機能してほしい筋肉になります。
手を挙げる時も、足を曲げる時もお腹の筋肉が機能することで楽に上げる事ができます。
この画像の青い4つの青い部分が全てお腹の筋肉で、この4つの筋肉が機能することでお腹の圧力を高める事ができます。
お腹の圧力を高める事で腰の骨が安定する事ができます。
お腹の圧力が高まるとお腹から体を起こす事ができます。
逆にお腹の圧力が弱いと、体を起こす事ができないので背中の筋肉を使って体を起こすようになります。
イメージでいうとこういう感じですね。
この状態でスクワットをすると最初に紹介したどちらかのスクワットのパターンになって腰の痛みが出てきます。
ちなみに、スクワットのフォームで腰が反ったり丸まったりするのは反対の動きですが、両方とも原因はお腹の筋肉が機能していない事が多いです。
スクワットで腰が痛まないためのフォーム
スクワットで腰を痛めないためには
頭→背中→腰
この3つが一直線になる事が大切です。(画像は少しだけ頭が下がっていますが、、ご愛嬌でお願いします。笑)
この状態でお腹の圧力を高めるとスクワットをしてても腰の痛みが出にくくなります。
お腹の筋肉を機能させるためにしてほしい事
スクワットをしていて腰の痛みを出さないためにはお腹の筋肉を機能させる事が大切だとお伝えしましたが、実際にお腹の筋肉を機能させるために大切なことは肋骨と骨盤を向かい合わせにするという事です。
先程の画像でみてみると肋骨と骨盤が向かい合っているとキレイな四角形を作れるので、お腹の筋肉が機能しやすい状態になります。
では、腰を痛めやすいスクワットのフォームで見比べてみましょう!
スクワットでしゃがんだ時に腰が反ってしまうフォームだと、腰の筋肉が縮みお腹の筋肉が伸びてしまいます。
これだとお腹の筋肉は機能できないのでスクワットをしてると腰が痛くなります。
次は、スクワットでしゃがんだときに腰が丸まるフォームの場合ですね。
こちらは、お腹の筋肉が縮まり腰の筋肉が伸びてしまいます。
これもキレイな四角形を作れないのでお腹の筋肉が機能しにくくなります。
キレイなスクワットのフォームだと肋骨と骨盤がまっすぐに向かい合うので、キレイな四角形が作れてお腹の筋肉が機能して腰の痛みを予防してくれます。
スクワットはフォームが崩れやすい
スクワットは、足首・膝・股関節と3つの関節が動きます。
さらに、重心がどこにかかっているのかでも使う筋肉が変わってきます。
1人でやっていると、フォームが崩れやすく腰の痛みなどの怪我にも繋がってしまうのでフォームがわからない場合はプロに見てもらうのがオススメですよ。
まとめ
スクワットで腰が痛くなる場合、腰が反ったり・丸くなったフォームでスクワットをしているパターンが多いです。
腰が反ったり丸くなると、お腹の筋肉が使えなくなるので腰の筋肉や関節に負担がかかり痛みにつながります。
ここでお伝えしたフォーム以外にも良くないフォームはあります。
正しいフォームで行うことで、下半身の狙った筋肉が鍛えられてケガの予防もできるので行いましょう!