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「PFCバランス」意識してますか?

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医療国家資格者中心で作られたトレーナーチームで、体について熟知した人間の集まりです。筋肉をつけたい、痩せたい、痛みや姿勢を治したいといった希望に最短で安全に達成させるためサポートします。

PFCバランス」という言葉を聞いた事がありますか?
栄養のバランスを考える時、ダイエットの時、身体づくりにとってとても重要な知識です。
今回はPFCバランスについて書いていきます。

PFCバランス

PFCバランスとは?

PFCバランス
タンパク質:Protein プロテイン
脂質:Fat ファット
炭水化物:Carbohydrate カーボハイドレイト
この3つの栄養素は「三大栄養素」と呼ばれています。
合計摂取カロリーのうち、この3つがそれぞれ何%に当たるか
というバランスを示したものがPFCバランスです。

カロリーの計算は1g当たり
タンパク質:4kcal
脂質:9kcal
炭水化物:4kcal
で計算します。

例えば、タンパク質を10g食べると40kcalですが、
脂質を10g食べると90Kcalになります。

脂質が多く入っている食品はカロリーが多いのは皆さん実感されていると思います。
食べる量を減らしても、脂質が多いと摂取カロリーがオーバーしている場合がありますね。

このPFCバランスの理想の目安は
タンパク質(P):15%
脂質(F):25%
炭水化物(C):60%
とされています。

「日本型食生活」と呼ばれる食事は、理想のPFCバランスだと言われています。

PFCバランスはなぜ大切か

PFCバランスの理想

なぜこのPFCバランスが大切なのか。

ダイエットをする方で多いのが、「摂取カロリーだけを気にする」方です。
今は買い物でも外食でも、カロリーや栄養素が記載されるようになっています。
その栄養素はよく見ずに、「カロリー」の部分だけ見ていませんか?
その「カロリー」が【タンパク質・脂質・炭水化物】のうち、
どの栄養素が何g入っているから何 kcal になっているか」は気にしているでしょうか?


例えば極端な話ですが一日の摂取カロリーは適正範囲内だとしても、全ての摂取カロリーをポテトチップスだけで摂取していると、脂質と炭水化物が極端に多くなり、タンパク質が不足している状態になります。

自分が一日食べた物を思い浮かべてみて、PFCバランスがだいたいどんな割合になっているかを意識する事は、健康管理にとってとても重要な事です。

摂取カロリーだけを意識していると、摂り過ぎている栄養がある一方、実は足りない栄養がある可能性があります。

食事のメニューを選ぶ際、大まかでいいのでPFCバランスを意識する事で、摂り過ぎや不足を回避する事ができます。

特に脂質の摂り過ぎに注意

おいしいものは脂質が多い。。

このPFCバランス、
1960年代には炭水化物(C)が多く、脂質(F)が少ない
だったようですが、
現在は脂質(F)が多い人の割合が増えているようです。

最近は糖質制限ダイエットもダイエットの主流になっていますね。
極端な糖質制限は確かに体重は減りやすいですが、炭水化物(C)を減らした分、脂質(F)が多くなりがちです。
脂質が過剰になると高脂血症や動脈硬化の原因にもなりますし、脂肪だけでなく筋肉も落ちやすいというデメリットがあります。
(もちろん糖質制限の程度によりますが。)

長期的な健康管理の為のダイエットであれば、このPFCバランスを意識した食事管理を続ける事をおススメします。

食品にカロリーが表示されている物は、栄養素も記載されている場合が多いです。
「そりゃバランスが良い食事が良いのは分かってるけど、いちいち考えるのはめんどくさい!」
という方は、まずは摂り過ぎになりがちな「脂質(F)」を意識してみると良いと思います。


それぞれの食品がどんなPFCバランスになっているのか、ぜひ意識してみて下さい。


最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
これからも身体づくりに役に立つ情報を載せていきますので、ご興味あればご覧下さい。

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